10年間は、年に5回ぐらいは、ひどいぎっくり腰で寝込み、硬膜外ブロックや仙骨ブロックとシップや痛み止めで何とか過ごしていました。
ぎっくり頸やぎっくり背中も頻繁で、めまいや片頭痛にも悩まされました。
お姑さんの家庭での介護は、断続的に続きました。仕事は、介護が重介護になるにしたがって少しずつ減らしましたが、辞めるのは介護だけの生活になるのが怖くて、先延ばしにしていました。
しかし、ついに腰が全く曲がらなくなり、お姑さんのオシメを替えるのも、立て膝でいざって変えるような始末で、MRIでは、前回手術した上の椎間板ヘルニアという結果でした。手術も視野に入れた入院を勧められ、お姑さんには申し訳なかったけれど、介護施設に入所してもらいました。
入院してからも状態はどんどん悪くなり、ついに全く歩けない(左脚を床に下ろせない)、座薬を入れても痛みが強くて寝ていられない。どんな姿勢でも痛みが強くて、手術を受けることが決まりました。
内視鏡によるヘルニア切除術。
術後1ヶ月で退院しましたが、職場には戻れませんでした。手術後は杖を突いて歩けるようになったので、「よくなった」と思いましたが、4ヵ月後にリハビリのためにプールを歩いていて、ぎっくり。。。
また元の木阿弥かと、がっくり来ていたところに、頸の痛みが。
MRIで頚椎ヘルニアの前回確認された部位の反対側の神経根症といわれ、目の前が真っ暗になりました。
そんなときに、ある椎間板ヘルニアの掲示板に書き込みをしたところ、「ヘルニアは痛みの原因ではない」という主張を目にしました。その掲示板は、手術肯定主義の方が管理者でしたので、そこを卒業して筋痛症の掲示板に入門しました。
始めはおっかなびっくり覗いていましたが、救いはこの中にあると感じられましたし、加茂整形外科のホームページの膨大なファイルを読み進むうちに、確信に至りました。
「腰痛は脳の勘違いである」「ヒーリング・バックペイン」「腰痛は怒りである」「椅子が怖い」など、痛みとストレスの関係や、慢性痛について読書療法を続けました。
脳に働きかけるために、抗うつ剤や安定剤の服用、ペインクリニックでのトリガーポイント注射を始め、気持ちはずいぶんと楽になってきました。
そして、2泊3日でホテルに滞在し、加茂先生の全身へのトリーガーポイント注射を受け、「線維筋痛症」という病名を頂いたのでした。