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「筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん,Myofascial Pain Syndrome,MPS)」は別名「痛筋症」とも呼ばれ、その名の通り筋肉に痛みが発生する病気です。
この病気は1983年にアメリカのDr.Janet TravellとDr.David Simonsが共著した「Travell & Simons’ Myofascial Pain and Dysfunction: The Trigger Point Manual」と言う医学書で発表されています。
通常、筋肉は重いものを持ったりして足、腰、背中を痛めても数日~数週間すれば痛みは引いてきて回復します。しかし、回復の過程で更に筋肉に過大な負荷を与えたり、冷やしてしまったりして血行が悪い状態を作ってしまうと、その部分が一種の酸欠状態になり結果的に筋肉が痙攣(けいれん)·硬直を起こし、自己回復できない状態になることがあります。
この状態になってしまうと、マッサージなどをちょっとやったくらいでは解決することができず、時に激しい痛みを伴う慢性的な痛みになって行くそうです。しかも、ちょっと複雑なのが、筋肉が本当に痛んで痙攣(けいれん)·硬直を起こしている場所のみが痛むのでは無く、その場所に起因して幅広く周辺の筋肉も痛みを感じます。(他の場所に痛みを発生させる痛みの大元をトリガーポイント、発痛点などと呼びます)
(詳細メカニズムは「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)では何故、広範囲で痛みを感じるのか?」を参照してください。)
実は、足、腰、背中の痛みで病院にかかり、「椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症など神経の圧迫による痛み」という診断は結果的に事実とは違い、この「筋筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome,MPS)」である可能性があります。
実際にMRI画像診断までした上で「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛」と診断を受けた私の場合もそれは事実とは異なり、実は「筋筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome,MPS)」でした。
ちなみに、この痛みの感じ方は、人それぞれ違なるようですが、私の場合は歩くのが困難なほどの痛みでした。なんと表現をしてよいのかわかりませんが、みなさん一回や二回は足がつったことあると思いますが、常時足がつっている痛みが襲ってくるような感じです。また、痛みの場所、タイプは極端に言うと毎日のように少しつづ異なりました。このような痛みに襲われるととてもではありませんが、日常生活は不可能です。
なお、日本より研究が進んでいるアメリカにおいては「筋筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome,MPS)」という言葉は「慢性筋筋膜痛(Chronic Myofascial Pain,CMP)」という言葉に置き換わりつつあるようです。このウェブサイトではより普及をしている「筋筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome,MPS)」という言葉を使います。
更新日/Modifed :2009-09-23 (水)
作成日/Posted :2009-08-08 (土)