![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
一度、「筋筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome,MPS)」を発症すると自力で治す事は基本的に困難なようです。治療方法としては基本的に医療機関などに行って治療をしてもらうしかないようです。
基本的な治療方法は、「筋筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome,MPS)」を起こしている「トリガーポイント(圧痛点、痛点)」と呼ばれる、押すと他の部位に痛みが広がるポイントを中心に、局部麻酔注射を打ち痙攣(けいれん)·硬直を止めるトリガーポイントブロック注射と呼ばれる治療が基本のようです。
(ちなみに、トリガーポイントブロック注射は、一般にヘルニア等の治療で行われいている硬膜外ブロック注射、神経根ブロック注射とは注射場所も意味も全く違います。尚、トリガーポイントブロック注射はほとんど痛みがありません。)
この治療の意味は、とにかく痛み続けている筋肉をコンピュータの再起動のようにリセットする事が主な目的です。麻酔効果により痙攣(けいれん)・硬直が解かれて血行が良くなり一種の酸欠状態が解消されます。一旦解消されれば麻酔が切れる2~3時間後になっても元の状態には戻らないという理論です。症状が軽ければ1回の治療でさえも効果がある場合があるようですし、通常は複数回に渡って治療をするようです。
さらに長期に渡って痛みを感じていた場合は、痛みの信号が脳に連続して入った事により痛みに対する脳の機能が過敏になっているようですので、トリガーポイントブロック注射と併用して脳の動きを抑える薬を併用するケースや2ヶ月以上に渡る入院などが必要になるケースもあるようです。
長期に渡る痛み(慢性痛)と言われる場合においては、単純に筋肉の問題でなく脳の複雑な働きの問題も入ってきて、細かな具体的治療方法は人それぞれになってくるようです。他の病気同様、痛みが長引けば長引くほど、複雑な問題になっていくようですので、とにかく早期の治療が大切なようです。
鍼、マッサージ、整体などの中には、トリガーポイント意識した施術を行っている場所もあり、このような治療をすることで痛みから解放をされるケースが多くあるようです。
特に鍼治療については、この病気を発表したDr.Janet TravellとDr.David Simonsが共著した「Travell & Simons’ Myofascial Pain and Dysfunction: The Trigger Point Manual」にて治療方法の一つにDry Needleと注射鍼を刺す方法が紹介されていることや、原理的に筋肉の問題部位に直接作用させられるという点からも鍼治療は特に効果が高いと考えられているようです。
一旦、医療機関などで治療をしてもらった後は、一応、自分で治療をして改善をさせる事も可能なようです。その方法はテニスボールなどで腰、足、背中をマッサージすることです。加茂整形外科医院さんのページにマッサージの様子を記録したビデオがありますので、そちらを参照してください。
更新日/Modifed :2010-06-12 (土)
作成日/Posted :2009-08-08 (土)